このおはなしには、「あおまめ」と「てんご」という、ふたりのしゅじんこうがいます。
かれらのじんせいは、げんざいにおいてはちょくせつせってんのないふたつのものがたりですが、かことみらいでつよくおりかさなっています。
そして、そのふたりのじんせいどちらにもふかくかかわるのが「リトルピープル」というしゅうだんなのですが、
これがいろいろないみでやっかいもので、どうとらえてよいものかわからないまま、しょうせつがおわってしまいました。
むらかみはるきはいじがよいのかわるいのか、かれらのしょうたいやいみはまったくせつめいしないわりに、
オーウェルのしょうせつをもちーふとしているよ、といういみのふしまわしを、ちょくせつてきにもかんせつてきにもたくさんちりばめています。
おそらく、リトルピープルとは、にほんじんがぶんかてきにもっているいじょうせい、あるいはしゅうだんひすてりーのようなもの、(これはあめりかじんにおいては「ゆうえつかん」、ちょうせんじんにおいては「さかうらみ」といったたぐいのものですが、)のめたふぁーなのではないかとおもいますが、それはなにかをこたえずに、むらかみはふでをおいています。
それだけならまだよいのですが、むらかみは、しゅじんこうたちをかるときょうだんにかかわらせることで、いとてきにいっぱんてきなじしょうをとくしゅなけーすとこんどうさせています。
かたりたいめっせーじをここまでわかりづらくすることにいみはあるのでしょうか?それともそれがじゅんぶんがくのあるべきすたいるなのでしょうか?
きくところによると、このしょうせつはじょうげかんあわせてにひゃくまんぶいじょううれているということです。
そのうちのなんにんが、さくしゃのいとにたどりつけるのか、あるいはただおどらされるだけなのか、ぼくにははなはだぎもんです。
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